第100回全国高校野球選手権記念大会(5日開幕・甲子園球場)の出場する32校が2日、甲子園見学(第2日)に参加した。

 当初、30番目に登場する予定だった阪神・能見の母校・鳥取城北(鳥取)は交通渋滞に巻き込まれるアクシデント。31番目予定だった折尾愛真(北福岡)と順番を入れ替えて、聖地の雰囲気を味わった。

 午後12時ごろに地元を出たが、道路が込んでおり到着は午後16時ごろ。約4時間かけての甲子園入りに、エースの難波海斗投手(3年)は「着かないかなと思いました」と苦笑いした。

 予定より遅れはしたが、しっかりと聖地を見学し初戦へと目を向けた。難波は中学時代に枚方ボーイズでプレーし、大阪桐蔭・藤原とはチームメート。「三振を取りたいです」と今夏初めて「1」を背負う右腕が、かつての戦友斬りに闘志を燃やした。


2018.08.01.
https://www.daily.co.jp/baseball/2018/08/01/0011501688.shtml