7月25日に発売された『週刊少年マガジン』の掲載作品『炎炎ノ消防隊』が、最後のページで次号は休載すると予告。連載マンガの休載自体は珍しいものではないのだが、その理由が独特なため、ネット上で話題となっていた。

その理由とは、「優良進行で原稿は完成していますが、休載というものに興味があるため次号休載します」というもの。一般的に休載の理由は作者の取材や急病によることが多いため、Twitterでは、

“炎炎ノ消防隊がバズってる!?”
“炎炎ノ消防隊が話題になっているからアニメ化かと思った笑”

と急なネット上の盛り上がりに驚く作品のファンや、

“こんな休載の仕方あるんだなw”
“休載の仕方おもしろすぎ”
“休載理由がセンスの塊ww”

と斬新な休載理由を面白がるユーザーが多い。

また、雑誌の巻末に掲載される作者のコメント欄で、マンガ作者の大久保篤氏は「ストックも潤沢で仕事も通常に動いています。本当につまらない理由です。申し訳ありません」と謝罪していることについては、

“作家にも有給があるべきという主張…?”

とその真意を深読みする分析や、

“漫画家の働き方改革かな?”
“安定しているときに、休んだ方が、ぶっ倒れてその数倍休まざる得なくなるより、有益だと思う”
“編集者さんにとっても、長期の目で見れば有り難い事”
“作者の体力を温存する意味でもいいんじゃないか?”

と、良い休み方であると称賛の声が相次いでいる。さらに、

“他の作家ももっと休載に興味持ってほしい”
“ジャンプ作家もこんな感じで休み取ったらいいんですけどね!”

と、他のマンガ家ももっと休むべきだという主張もあった。

連載という過酷な仕事を続けるあまり、体調が悪化する漫画家は少なくない。そうならないためにも、たまには休載するという選択もアリなのかもしれない。(飛鳥 進)

2018年7月30日 12時0分 STANDBY
http://news.livedoor.com/article/detail/15085385/

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