韓国紙が日本のJリーグと韓国のKリーグを比較、日本サッカー発展の理由を独自考察

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元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタ(バルセロナ→ヴィッセル神戸)やFWフェルナンド・トーレス(アトレチコ・マドリード→サガン鳥栖)が、今夏Jリーグに加入して世界的に大きな注目を集めた。そんな日本サッカーの様子を羨ましい目で眺めているのが韓国だ。韓国紙「国民日報」は「発展するJリーグ、退化するKリーグ」と特集を組み、自国リーグとの違いを嘆いている。

「かつてKリーグのシステムを部分導入するため、韓国に意見を求めていた日本が、今ではあまりにも大きくなった。Jリーグを支えるファン層もしっかりしており、現在1〜3部リーグが安定している。Kリーグはどうだろうか。日本を羨ましく眺めるしかない」

 そう指摘したのは、韓国紙「国民日報」だ。日本のJリーグと韓国のKリーグを比較し、「日本サッカーがこのように成長した理由はなんだろうか」と独自の視点で考察。その一つとして「投資と発展の好循環」を挙げている。

 今夏、スペイン代表として長年活躍したイニエスタやトーレスが日本に上陸し、世界的にも脚光を浴びた。「スター選手の補強効果はすぐに表れた。イニエスタのユニフォーム販売速度が非常に速い」と指摘。さらに「イニエスタやトーレスのように、世界の舞台で頂点に立った選手たちが一緒にプレーし、日本の若き選手たちにインスピレーションを与え、大きな刺激になる」と、今後の発展に寄与すると見ている。

◼�外国人枠撤廃を巡る議論のなか「日本の努力を垣間見ることができる」と称賛

 また、Jリーグでは外国人枠の撤廃も議論されており、早ければ来季から実施の可能性も浮上。同紙では「Jリーグで外国人枠撤廃が議論されている理由は簡単だ。イニエスタやトーレスのようなスターたちを招き入れるからに他ならない。世界的なスターたちが日本に向かっている」と、今や日本がアジアの“ホットスポット”へと発展し始めていると記している。

 外国人枠撤廃となった場合に懸念されるのが自国リーグの育成だが、この点でも同紙は日本サッカーの方向性に感嘆の声を漏らしている。「ただし、日本人選手の起用も義務付ける制度の導入を同時に議論する見込み。先発11人全員が外国人選手という懸念を払拭させるためだ」と言及。日本人選手の起用法に触れると、「リーグ全体のレベルを引き上げるとともに、自国の選手たちも同時に育成するという、日本の努力を垣間見ることができる」と称賛した。

 さらに同紙がストロングポイントに挙げたのは、Jリーグクラブの健全経営だ。Jリーグでは2012年より「Jリーグクラブライセンス制度」を導入し、経営の安定化や財務能力・信頼性の向上を図ってきた。そうした取り組みにより、「Jリーグの健全な収入と支出は欧州からも高い評価を得ている」と同紙は分析。「当初、Jクラブは経営圧迫を懸念して激しく反対した。しかし透明性の強化は、Jクラブの強化とJリーグの信頼性向上という効果をもたらした」と見ている。

つづく

7/28(土) 6:40配信 フットボールZONE
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180728-00124819-soccermzw-socc

2018/07/28(土) 06:53:03.93
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