>>519
高次脳機能障害、発達障害と人格障害の共通点
https://kid-academy.jp/column/76/

>実際これを裏付けるように、左側のこめかみ部分を強く打って、ADHDの症状によく似た状態になったという症例もあります。頭部への損傷により、ADHDに似た症状が出てしまった方は、実際のADHDに対して行われる療育方法が効果的であることが多いです。

>この症例に関していえば、左こめかみあたりの脳の部位はワーキングメモリと関連が深いエリアに近く、そこに損傷を負ってしまったがためにADHDのような症状が現れたと考えられます。


>この場合、他の脳の部位も障害されていた可能性があります。前頭前野以外のエリアにも障害が出ている場合、ドーパミンを増やす薬はむしろ逆効果なことが多いです。

>例えば、ADHDは、側頭葉てんかんや双極性障害などとの併存により、ドーパミンを増やすことで余計にイライラしやすくなる、興奮しやすくなることがあるので慎重に判断する必要があります。