パチューカを退団し、次の所属先が未定となっている日本代表MF本田圭佑。同選手の新天地は、オーストラリアになる可能性が高まっているようだ。

オーストラリアのAリーグは集客力の向上のため、サラリーキャップ制の制限を受けずに年俸を設定できる、マーキープレーヤー(marquee player)を各クラブ1人獲得可能となっている。この枠を適用してAリーグ側は本田圭佑の獲得に動いていていたことは以前から報じられていた。地元メディア『ROAR』によると、メルボルン・ビクトリーが本田の獲得に向けて動いており、マーキープレーヤーとして迎え入れるべく接触しているという。

記事では「ビクトリーが本田と契約を結ぶことができれば、アレッサンドロ・デル・ピエロがシドニーFCと契約を結んだ2012年以来のビッグネームとなるだろう」と紹介し、本田のAリーグ挑戦に期待を寄せている。

ロシア・ワールドカップ終了後、本田は「次のW杯はない」と代表引退を示唆。その後、次なる所属先は未定のままで、自身の去就について明言はしていないが、オーストラリアに新天地を求める可能性は十分にあるものとみられる。

だが、本田は昨年、突如リーガMXのパチューカと契約を結んでサッカー界を驚かせただけに、全くノーマークの“サプライズ発表”を再びチョイスする展開もありそうだ。果たして本田圭佑は新シーズン、どのユニフォームを身にまとうのか、引き続きその動向が注目される。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00000007-goal-socc