2018/07/18 10:12

 サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会は決勝が行われ、フランスの優勝で幕を閉じた。日本代表は惜しくも決勝トーナメント1回戦で姿を消してしまったが、その健闘ぶりは世界を驚かせ、また日本中を熱狂させた。

 決勝トーナメント1回戦で敗戦後の日本代表はロッカールームをきれいに清掃し、ロシア語で「ありがとう」というメッセージを置いて立ち去った。これは世界中で注目を浴び、そして、高く評価されたが、中国メディアの快資訊はこのほど、中国のサッカーチームが日本代表の真似をしたところ、中国のネット上では批判が殺到したと伝えている。

 記事は、日本代表の敗戦後の振る舞いは世界中で称賛されたことを紹介し、このニュースを聞いた中国のサッカー選手たちが日本代表の真似をし、ロッカールームをきれいに清掃し、テーブルの上に「謝謝(ありがとう)」と書かれたカードを置き、その写真をネット上にアップしたことを紹介。写真を見て見ると、テーブルの上にはバナナ1房が置かれている。「謝謝」と書かれたカードはバナナの上に置かれていることから、バナナは感謝の印なのだろう。

 こうした行動は褒められるべきなのだが、中国のネットユーザーからは「話題づくりのためにやっているに過ぎない」などといった辛辣な声が寄せられたと紹介。表面上だけ日本代表の真似をしても意味がなく、日本人選手の内側にある精神やサッカーの技術を学ぶべきであると指摘した。

 すかさず日本代表の真似をするところは、さすが中国といった感じだが、記事も指摘しているとおり、表面上の行動だけを真似しても仕方なく、その行動の真意を理解し、学ぶ必要があるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

https://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%AE%E7%9C%9F%E4%BC%BC%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AB%E8%BE%9B%E8%BE%A3%E3%81%AA%E5%A3%B0%E3%80%81%E3%80%8C%E8%A1%A8%E9%9D%A2%E3%81%A0%E3%81%91%E7%9C%9F%E4%BC%BC%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E7%84%A1%E9%A7%84%E3%80%8D%EF%BC%9D%E4%B8%AD%E5%9B%BD/ar-AAAecBL#page=2