○ インディアンス 5 − 2 ヤンキース ●
<現地時間7月15日 プログレッシブ・フィールド>

 ヤンキースの田中将大投手が15日(日本時間16日)、敵地でのインディアンス戦に先発登板。7回途中2失点と好投したが、チームは敗れ勝敗は付かなかった。

 6月上旬に両太もも裏を痛め、復帰2戦目となった田中。初回、3回を3者凡退に終えるなど、上々のスタートを切った。しかし2−0で迎えた4回、ブルージェイズ時代から苦手としている4番エンカーナシオンに痛打。一死一塁の場面で甘くなったスライダーを左翼席へ運ばれ、一振りで同点に追い付かれた。

 5回以降は毎イニング先頭打者の出塁を許したが、要所を締め0封。同点の7回、一死一塁の場面で降板し、後続にあとを託した。

 復帰初戦となった10日(同11日)のオリオールズ戦は、80球の球数制限もあり4回1/3を投げ3失点。この試合も球数自体は77球だったが、6回1/3を消化し、6安打5奪三振2失点の内容。復調ぶりを示した。

 ヤンキースは田中をリリーフした2番手・グリーンが、2イニング目の8回に捕まり3失点。前半戦を62勝33敗で終えた。貯金は29を数えるが、前半戦白星締めのレッドソックスは貯金38。両チームのゲーム差は4.5に開いた。

 田中は予期せぬ故障もあり、前半戦15試合に登板し、7勝2敗、防御率4.54の成績。後半戦初登板は、22日(同23日)のメッツとの3戦目が予定されている。

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