ロッテがマイク・ボルシンガー投手(30)を来季も残留させる方針を固めたことが12日、分かった。球団と井口監督がこの日までに方針を確認。
林信平球団本部長は「(残留は)大丈夫だと思う。残ってもらいたい」と明言。1年契約の年俸9040万円だが2年目は球団側に選択権があり、
いち早く、行使することを決めた。

 メジャー通算は8勝だったが、今季、ブルージェイズから加わると7日の日本ハム戦では外国人投手新記録となる10試合連続勝利を達成。
両リーグトップの11勝(1敗)と予想をはるかに上回る活躍を見せており、6月には5勝0敗で月間MVPも受賞した。

 マウンド上だけではなく、自分が登板する以外の試合もロッカーにペンとノートを持参し、研究するなど、野球に対する姿勢も評価されている。
井口監督も「先発はボルシンガーと(9勝の)石川が安定していた」と貯金2で前半を折り返した立役者と称賛する。

 初出場の13日の球宴第1戦はリリーフで2回を投げる予定。「2イニングを打者6人で抑え、全国の野球ファンにボルシンガーの名を知って
もらえたらと思うね」。今やファンからは「ボル神ガー」と神格化される助っ人右腕は後半戦だけではなく、来季も井口ロッテを支える。

スポニチ
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