3年8か月ぶりの新曲「U.S.A.」が大ヒット中の7人組ダンス&ボーカルユニット「DA PUMP(ダパンプ)」のISSA(39)の再ブレークに、“意外なファン層”の存在があった。実は「モーニング娘。’18」などの「ハロー!プロジェクト」ファンがISSAファンになっているのだという。交流がなかった両者をつないだ理由はDA PUMPリリースイベント会場でのISSAの「男気」にあるというのだが――。

 新曲「U.S.A.」はユーロビート調の曲で、“ダサかっこいい”として一気にブレークした。今や、テレビやイベント出演に引っ張りダコだ。そんな「U.S.A.」は、ブレーク前から音楽関係者や音楽ファンの間で「ハロプロの曲に似ている」との声が上がっていた。

「ハロプロ楽曲に共通していると思われる部分は、シンプルな分かりやすさがありながら耳に残ったり、なぜかクセになるものがあるというところ。『ダサかっこいい』というのは、まさにそれ。シンプルゆえに『下手な人間が踊るとダサくなる』という意味です。あの『U.S.A.』は逆にスキルが高くないと作品として完成しない難しさがある。ハロプロの曲と似ているんです」(音楽関係者)

「U.S.A.」の共通点を見いだしたハロプロファンは、DA PUMPの生パフォーマンスが見たいと「アイドルイベントの聖地と言われる池袋サンシャインシティのリリースイベントに集まった」(芸能プロ関係者)のだという。それもかなりの数に上ったようだ。

そこでこんな場面があった。

「普段、モー娘などのハロプロのイベントに来るファンは、熱気がハンパない。『ISSA! ISSA!』『U.S.A.! U.S.A.!』『オイ! オイ!』と、大はしゃぎしてしまったのです」(同関係者)

 ライブ会場のようなあおりに、あわやイベントがぶち壊しになるかと思いきや、ISSAの“ファインプレー”がすべてを救った。

「おとなしくさせるどころか、ISSAは『聞こえねえぞ! まだまだ、声出せるんじゃねえの!』と逆に客をあおった。これにハロプロファンが完全にトリコになってしまったのです。もちろん、DA PUMPファンもボルテージ全開。両者の温度が合致し、会場も一体化して、イベントも大成功となりました」と同関係者。この一件があって、ハロプロファンを一気にDA PUMPファンに取り込んでしまったというわけだ。

この日、たまたま同じ敷地内でイベントがあったモー娘のメンバーもISSAのマイクパフォーマンスを目撃。そのすごさを尊敬のまなざしで見ていたのは言うまでもない。

そんな経緯があり、ファンの間では「DA PUMPとモー娘の競演が見たい」との声も上がっている。もし実現すれば、会場は異常な熱気となりそう。ISSAとモー娘が並び立つシーンなど、普通ならあり得ないが、今のISSAなら「やれるんじゃねえの!」と言ってくれるかもしれない。

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