(台中 1日 中央社)台中市政府は先月29日、市内にサッカースタジアムを建設中だと明らかにした。4年以内の完工を目指している。教育部(教育省)体育署は台湾のサッカー発展を目指す「サッカー6カ年計画」を掲げており、同市への7億5000万台湾元(約27億2500万円)の補助金交付がすでに決定しているという。

スタジアムは同市北屯区に建設中で、同じエリアには台中インターコンチネンタル野球場がある。同市によれば、スタジアムの総面積は6.9ヘクタール、観客席数は6000席以上となる予定。同市を本拠地とするサッカーチームの設立も目指すとしている。

台湾は今年4月、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで過去最高の121位に躍進。昨年秋に英国籍のゲーリー・ホワイト氏が代表監督に就任して以降、着実に順位を上げている。

同計画は6年以内に台湾の順位をFIFAランキング100位以内に引き上げることを目標とし、チーム設立や人材育成、スタジアム建設などを促進するもの。今後3年で24億元(約87億円)を投じ、台湾各地でスタジアム6球場の建設・改築を行うという。

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