日本代表は29日、ベースキャンプ地のカザンで18時から練習を開始した。公開されたのは冒頭15分のみ。ポーランド戦に出場したメンバーでMF乾貴士だけは、控え組とともにボールを使ったトレーニングを行った。

練習後にポーランド戦の終盤について聞かれると、乾は「時間が早いか遅いかだけの問題」と語り、「ああいう決断をベンチが早めにしてくれたのは、みんなが意思統一して試合を締めくくったという意味で、すごく良かった」と続けた。

日本代表は2017年11月14日に国際親善試合でベルギー代表と対戦したが、結果は0-1で敗戦。ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督が指揮するこの試合で、乾は途中出場していた。乾はベルギー代表の印象を以下のように語る。

「強いことに変わりはないです。ホントに強いチームだなと感じますけど、11月にやった時とは(日本代表の)監督もコーチも違いますし、戦い方も選手も違うので、まだまだ自分たちもやれる自信はあります」

乾は「ゼロで抑えられるように、みんなでまずは守備をしないといけない。でも、やはり得点を奪わないと勝てない。打ち合いよりも、1点2点を争う試合になる」と自身の考えを述べた。

日本代表にとっては2大会ぶり3度目の決勝トーナメント。乾は「このチームでもっとやっていきたい」と話し、以下のように続けた。

「もう負ければ終わり。良くなってきている実感がある。チーム力というのが上がってきていることは、おそらく選手全員が感じているでしょう。もっと上の舞台まで行きたいという思いがすごくあります」

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