日本のFIFA ワールドカップ ロシア大会、ベスト16進出は2つの点で非常に意義深いものである。
1つ目は西野朗率いる日本代表チームはヨーロッパとアメリカ大陸の国以外で唯一グループリーグ突破を決めた国だという事。
そしてもう1つはフェアプレー・ポイント制度によって決勝トーナメント進出を決めた史上初の国になったという事である。

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またアフリカ勢がグループリーグで全滅したのは8大会ぶりの出来事である。
今大会にはエジプト、モロッコ、ナイジェリア、チュニジア、セネガルがアフリカ代表として出場していた。

前述した通り、日本はヨーロッパとアメリカ大陸以外で唯一の生き残りであるため、その他のアジア代表のサウジアラビア、イラン、オーストラリア、韓国もグループリーグ敗退を喫している。

■フェアプレー・ポイント制度
日本のベスト16進出を特別なものにする2つ目の要因がフェアプレー・ポイントである。
グループリーグで2チームが勝ち点、得失点差、得点数の全てで並んだ場合に勝敗を決する手段としてFIFAはフェアプレー・ポイント制度を導入した。
それによって、日本はセネガルよりもイエローカードを受けた枚数が2枚少ない事を理由に決勝トーナメントに進出した。
日本がヨーロッパやアメリカ大陸の国々との闘いを続けるためにはベスト16でベルギーを倒す必要がある。

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