4月にフリーに転身した安東弘樹アナウンサー(50)が、27日放送のテレビ朝日「イッテンモノ」(水曜深夜0・20)に出演。古巣TBSを退社した理由について「命を危険を感じたから」と明かした。

 91年にTBSに入社し、人気アナウンサーとして多くの同局番組を担当してきたが、今年4月に退社。お笑いコンビ「千鳥」らMCに理由を問われると「一言でいうと、敵前逃亡というか、脱走というか…」と語り始めた。

 「(後輩アナら)最大13人のマネジャーをやっていた」と、アナウンス業のかたわら管理職として、部下のシフト業務も兼務していたと説明。「それを7年間やって8年目に入った時に、俺このまま死んじゃうかもと思った。激務過ぎて。命の危機を感じて辞めたということでは危機回避で生きてきた人生」と振り返った。

 心配性で、日常でも危機管理を徹底。「家を出るときには、身の危険や不足の事態に備えている」といい、番組では楽屋でイスラエル軍考案の護身術をパソコンでチェックする様子が紹介されたほか、「何が起きるか分からない」と海外へのフライトでは一睡もできないこと、エレベーターの中では他の利用者に背中を見せないといったエピソードが明かされた。

 あまりの徹底ぶりに、千鳥の大悟(38)から「よく『アッコにおまかせ』をやってましたね」とつっこまれたが、これには「(和田アキ子の)懐に入れば安全。一番安全ですから」と答えて周囲を笑わせていた。
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