日本代表は現地時間29日、ベースキャンプ地のカザンで調整した。28日の1次リーグ第3戦、ポーランド戦(ボルゴグラード)でDF長友はGK川島とともに日本人最長のW杯通算930分出場を果たした。ポーランド戦でMF中田英寿氏が持っていた894分を塗り替えた。また、通算出場試合数も10試合とし、トップに並んだ。

 試合には敗れたが、選手、スタッフと次々に抱き合った。「とにかく決勝トーナメントに行くことが大きな目標だった。それが一番大事なことだった」。10年南アフリカ大会以来、自身2度目の決勝T進出を喜んだ。自身の日本人最長出場記録については二の次。「結果的に僕らの夢はつながっている」。日本初の8強への準備をしている。

 前半12分にはFW岡崎へ左足で絶妙クロスも。90分通じてスプリント(時速24・48キロメートル以上の走り)は両チーム通じてトップの51本。フル出場にも「疲れたは僕の辞書にはない。脳をコントロールしないとダメなので」。31歳でも衰えない運動量をベルギー戦も見せるつもりだ。

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