https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00000043-tospoweb-socc

日本時間深夜から日にちをまたいだW杯日本対ポーランド戦は、ネット上でも話題を独占。
時々の流行語句を示すヤフーのトレンドランキングでは29日未明、
トップ20のほとんどを日本代表関連ワードが占める時間帯があった。

「勝ち点」に「得失点差」「総得点」で並び、直接対決で引き分けた日本とセネガルで、
決勝トーナメント進出の明暗を分けたのは警告や退場に基づく「フェアプレーポイント」の差だった。
マイナス点が少ない日本が敗退を免れた。

 この状況がクローズアップされ、トレンドランキングでは一時、「フェアプレーポイント」が1位のほか、
位に「フェアプレー」、16位には「警告数」、20位にも「イエローカード」とランクインが相次いだ。

 一方、フェアプレーポイントの差から、ポーランド戦を0―1で終わらせれば決勝トーナメント進出が
濃厚な日本は終盤の約10分、消極的サッカーを展開。これを反映し、トレンドランキングでは前出のフ
ェアプレー関連語と同時に「ブーイング」(7位)、「時間稼ぎ」(11位)、「糞試合」(14位)も登場し、試合
内容に対するネットユーザーの不満をうかがわせた。

 さらには、「時間稼ぎ」の最中にセネガルが得点すれば日本敗退の恐れもあったため、終了間際の
失点で1994年のW杯米国大会出場権を失った「ドーハの悲劇」まで9位にランクイン。気が気でない
ファンが多かったとみられる。

 世界的な関心も呼んだポーランド戦「最後の10分」。この試合はフジテレビが中継したが、延々と続
く日本のボール回しにうんざりしたのか、NHKのセネガル対コロンビア戦放送に切り替えたとの書き込みも。

 結果オーライの日本代表ではあるが、ネット上では「逃げ恥ジャパン」「『サムライ』を使うな」といった厳
しい意見も寄せられた。