ポーランド代表DFカミル・グリクが26日の会見で、チームの内紛を完全否定した。ポーランドの複数メディアが報じている。

ポーランドは24日に行われたロシア・ワールドカップのグループH第2節でコロンビアに0−3で敗れ、失意のグループリーグ敗退が決定した。

試合後、キャプテンを務めるロベルト・レヴァンドフスキが、同僚に対して「サッカーにおけるクオリティーがない」と痛烈な批判を口にしていた。

さらに「この世界にはボールを奪い、相手選手5人、そして相手GKをかわしてゴールを決められるような選手なんて1人もいない。僕だって何もないところからゴールを挙げることはできない」と語り、チームの不協和音を感じさせるコメントを残していた。

記者会見でグリクは、W杯でのパフォーマンスが失敗した理由の1つとして、メディアは雰囲気とディシプリン(規律)の欠如に加えて、アルコールスキャンダルがあったと報じていたが、これを全面的に否定した。

「彼らは恐ろしい嘘をついている。このような問題は一度もなかった。あたかもスキャンダルにように書いたことは非常に残念でならない」

「これは新聞によって書かれた酷い嘘だ。我々には規律上の問題は抱えていなかった」

日本戦を前に揺れ動くポーランド代表。グループリーグ敗退のダメージは計り知れないほど大きなものなのかもしれない。(Goal.com)

ソース/サンスポ
http://www.sanspo.com/soccer/news/20180627/wor18062715070044-n1.html