0001Egg ★
2018/06/27(水) 16:30:05.54ID:CAP_USER9サッカー・ロシアW杯で、日本時間28日午後11時キックオフの日本―ポーランド戦を生中継するのが、不振が続くフジ。
1次リーグ敗退がすでに決まっていれば消化試合になるところだったが、国民注目の決勝トーナメント進出を懸けた運命の一戦に。視聴率低迷など、これまでの“インケツ”ぶりを吹き飛ばす巡り合せには「お台場の奇跡」との声も聞かれる。
当日は午後9時から翌午前2時まで5時間ブッ通しで放送し、視聴率を荒稼ぎする態勢だ。
「ウチのことだからどうせダメだろうと思っていたのですが…うれしい誤算です」
そう語るのはフジテレビ社員。28日のポーランド戦は、フジにとっても起死回生の一戦になりそうだ。
日本代表は1次リーグ初戦のコロンビア戦(19日)を2―1の激勝。午後9時からNHKで中継され、平均視聴率は前半42・8%、後半48・7%、瞬間最高で55・4%を叩き出した。
これは今年の番組視聴率でも、羽生結弦(23)が平昌五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得したフリー演技の平均33・9%、瞬間最高46・0%をしのぐ、今年最高視聴率となった。
続く日本時間25日のセネガル戦は、手に汗握る熱戦の末に2―2のドロー。日曜の深夜0〜2時ながら、中継した日本テレビは平均視聴率30・9%、瞬間最高37・1%を記録した。同試合はNHK BS1でも放送されており、平均7・1%だったと一部で報じられた。日テレと合算すると38%になる。
運命のポーランド戦は同28日午後11時キックオフ。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる試合を生放送するのがフジなのだから、社員たちが盛り上がるのもムリはない。
フジがW杯の日本戦を中継するのは2002年日韓大会の日本―ロシア戦以来。1―0で日本が勝利したこの試合の視聴率は驚異の66・1%でフジ歴代1位だった。
フジといえば数年前から視聴率低迷にあえぎ、営業収入は減少。制作現場の士気は低く、報道番組では信じられないようなミスが相次いだ。
それだけではない。同局の秋元優里アナウンサー(34)が1月に“竹林不倫疑惑”を報じられるなど、身内のスキャンダルで目立つことが多かった。
そうしたインケツぶりもあり、局員からはポーランド戦の放映権を獲得したのはいいが、日本代表の不振から開幕前は「すでに日本の敗退が決まり、消化試合になるかも」という悲観的な意見も多かった。
ところが、下馬評を覆すチームの快進撃だ。これには「お台場の奇跡!」と業界関係者からやゆされるほどで、社員たちは“手のひら返し”で小躍りしている。
気合の入り方は放送時間からもわかる。コロンビア戦でNHKは試合開始1時間半前から終了後まで4時間の枠を取り、セネガル戦で日テレは2時間前から4時間強を費やした。フジはさらに長く、午後9時から翌午前2時の5時間枠で勝負に出る。
「試合中はCMを流せないので、ハイライト番組の最中にバシバシCMを流す。これだけ国民の関心が高ければ、スポンサーは引く手あまただろう」(テレビ関係者)
とはいえ、近年は放映権料の暴騰で「日本戦はどんなに頑張っても赤字。各局、損得抜きに放送している」(同)。
つまりフジは、ポーランド戦を機に、これまでの“負のイメージ”を払拭し、稼いだ視聴率の勢いに乗りたい考えだ。運命の一戦はフジテレビに、どれだけの視聴率をプレゼントしてくれるか。もっとも、国民の願いは突破条件となる引き分け以上の結果しかないのだが…。
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)
東京スポーツ 6/27(水) 11:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000013-tospoweb-ent