高円宮妃久子さま(64)の三女、絢子さま(27)が、結婚に向けた準備を進められていることが26日、明らかになった。お相手は、大手海運会社「日本郵船」に勤める守谷慧さん(32)。絢子さまのゆかりの人たちからは祝福の声が上がった。

 絢子さまは城西国際大(千葉県東金市)に在学中、同大サッカー部のマネジャーを務められた。卒業の際には、学業とマネジャーとしての活動が評価され、理事長特別表彰も授与された。

 当時、同大サッカー部監督だった小山哲司さん(61)は「気配りができて地に足がついており、複数いるマネジャーの中でも中心的な存在だった。飲み物の用意から練習の準備など泥臭い仕事にも真面目に取り組んでくれ、皇族の方だと意識させない働きぶりだった」と振り返る。絢子さまの婚約に関する一報に驚きつつも、「周囲に気遣いができるすばらしいお人柄。本当におめでとうございます」と喜んだ。

 絢子さまが名誉総裁を務められている日本海洋少年団連盟の磯谷兵衛理事長も「大変喜ばしく思います。お相手は海運会社の方とおうかがいしましたが、海に関係する方とのことで我々との縁も深く、その意味でも大変喜んでいます。末永くお幸せになられることをお祈りしております」と祝福した。

 守谷さんが勤務する日本郵船の本店(東京都千代田区)には、報道関係者が集まったが、広報担当者は「コメントできない」とした。また、絢子さまが研究員として勤務されている城西国際大の広報担当者は「婚約されることはニュースで知ったが、現時点ではコメントを差し控えたい」と話した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180626-OYT1T50057.html