24日にロシア・ワールドカップのグループH第2節、日本対セネガルが行われる。この試合の前日会見に出席したセネガルのアリウ・シセ監督は、日本が相手チームを「困らせる」プレーができるチームとの見解を示した。

シセ監督はこの会見で、「戦術の日本、フィジカルのセネガル」の対戦という形容を嫌い、日本の特徴について次のように述べている。

「フィジカル的な質がセネガル、戦術的な質が日本と形容できるわけではない。彼らは相手を困らせる術を知る、相当に強いチームだ。私たちはアスリートとして、とても強くなければならない。が、同様に平均以上のテクニックだって有している。そのことも明らかにできたらと思う」

また、セネガルがプレーの規律面で問題を抱えていることを否定した。

「アフリカ人選手は規律正しいよ。日本や欧州の選手たちの方が規律正しいと考えることは間違いだ。規律面で問題はないよ」

「日本の選手たちは、その多くが日本でプレーしており、私たちの選手は世界中でプレーしている。そういった点で言えば、コレクティブな面で難しいところはあるのかもしれないね。私たちは自分たちのプロフェッショナリズムに自信を持たなくてはならない」

シセ監督は、グループH第1節でコロンビアを破った日本との試合が、「とても熾烈な戦い」になるとの考えも口にしている。

「大切であるのは、両チームともに初戦に勝利しているということだ。日本は世界最高のチームの一つであるコロンビアを破った。私たちはとても熾烈な戦いを強いられるだろう」

「この一戦に勝利するチームは、グループ突破を決定づけることができる。それこそが、明日の試合での挑戦となる」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180624-00000032-goal-socc