現地時間19日、ロシア・ワールドカップのグループH第1節、日本は2−1でコロンビアを撃破。この試合で先発出場を果たした乾貴士が試合後、勝利の喜びを語った。

「重要な勝ち点3だと思います。4年前、僕はいなかったですし、そういう悔しさを味わっていないですけども、そのピッチに立っていた選手は何人もいるので、その選手たちもそうですし、自分たちにもこの勝利というのは何よりでかいと思います」

乾は「前半は自分自身、良くなくて、チームに迷惑をかけてしまったので、後半は切り替えて、とりあえず走ろうと思ってやりました。ズルズルと引きずらずに切り替えないといけないなと思って後半入ったので。後半はちょっとはマシにはなりましたけど、それでも何度かシュートチャンスがあった中で決めないといけなかったシーンもありましたし、そこはすごく反省点です」と述べ、決定機をものにできなかったことを悔やんだ。

「チームとしていいサッカーができる自信もあったし、もちろん退場者を出してくれたというラッキーはありましたけども、それも自分たちが誘発した形なので……」

また、試合前日には地元の関西地方で最大震度6弱の大きな地震があった。それについて問われると「もちろん家族も大阪にいますし、関西に実家もあるので、気にしています。でも、まずはここに集中しないといけないと自分自身は思っていました。でも、こうやって勝ったというニュースが日本で流れるということが一番元気になるのかなと思います」と、被災地にエールを贈った。

次節、セネガル戦に向けては「勝ったことばかりに目がいってしまうかもしれませんけども、冷静になって(課題など)そういうところも見ていかないといけないですし、この勝ちを無駄にしないためにも、次のセネガル戦がまずは大事になってくると思います。そこに向けて早く回復して、調整してやっていきたい」と次節への意気込みを示した。

日本vsセネガルの一戦は、現地時間24日キックオフとなる。

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