アーセナルは20日にイングランド代表MFジャック・ウィルシャーのクラブ退団を発表した。同選手は下部組織からの生え抜きであり、約17年間の在籍に終止符を打つこととなった。

 ウィルシャーは2008−09シーズンにプレミアリーグ初出場を16歳の若さで飾った。しかし、同選手はエメリ新体制の構想外となる可能性が濃厚であると複数メディアに報道されていた。

 同選手は退団について自身のインスタグラムにて次のように語っている。

「僕は今回限られた選択肢の中から、サッカーを優先せざる得なかった。年俸が減額されていた新契約をも結び、クラブに留まることを望んでいた。新契約締結において、常に最優先していたのはこの17年間過ごしたクラブでプレーするということだった」

「エメリ監督との対談で減額された契約を結んだところで、出場時間も著しく減ってしまうことが明らかたとなった。僕のキャリアにおいてトップレベルでプレーし続けることがいかに大切か、皆さんはわかってくれるだろう」

「これを受けて、僕に退団以外の選択肢は残されていなかった。今後自分のキャリアを発展させて、新たなチャンスを追求するためだ」

 ウィルシャーは6月末に契約が満了する。現時点でウェストハムや、クリスタル・パレスへのフリー移籍が濃厚とされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00780524-soccerk-socc