「ロシアW杯・H組、コロンビア1−2日本」(19日、サランスク)

 やはり、この男は何かを持っているのだろうか…。W杯初采配となった西野朗監督が、初勝利を挙げた。試合開始早々に相手に退場者が出たという要素もあったが、「選手がタフに戦ってくれた。その結果だけなので」と、選手をたたえた。

 日本は前半6分に香川真司(ドルトムント)がPKを決めて先制し、1−1とされた後も後半28分に大迫勇也(ブレーメン)が決勝ヘッドを決めた。南アフリカ大会のデンマーク戦以来、2大会ぶりとなるW杯での勝利を挙げ勝ち点3を手にした。また、W杯では

 西野監督は戦前不利と見られながらも、下馬評を覆す勝利を挙げた。アトランタ五輪で自らが率いたチームがブラジル代表を撃破した“マイアミの奇跡”の再現する“サランスクの奇跡”を実現させた。

 西野監督は「落ち着いて選手が入ってくれて。先制できたのが非常にリズムをつくれた要因だと思います」と冷静に振り返った。「リアクションだけにならずに、自分たちのボールを持てる、そういう中でゴールを目指していく、そういう中盤の構成を考えました。柴崎あたりがゲームメークをしてくれた」。W杯初采配で初勝利となった「選手がタフに戦ってくれた。その結果だけなので」と冷静に、ダンディーに選手たちをたたえた。

6/19(火) 23:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180619-00000150-dal-socc