サッカーのワールドカップ・ロシア大会で日本代表が初戦に臨んだ19日、サッカー施設「Jヴィレッジ」がある福島県広野町役場で、職員の多くが青い代表ユニホーム姿で業務をした。

 福島第1原発事故で町は一時、全町避難となり、「サッカーの聖地」と呼ばれた同施設も事故対応拠点になった。事故から7年3カ月がたった今、住民の84%が町内に戻り、施設も7月に一部再開予定だ。

 各試合前に着用する予定で、代表が活躍すれば、「聖地」を目指す子どもたちも増えるとの期待も託す。復興担当の職員は「逆境でも諦めずに立ち向かう姿を見せ、被災地を勇気づけて」。【乾達】

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