世界最高峰のエベレスト(8848メートル)で、5月に遭難死した檜山管内今金町出身の
登山家栗城史多(くりきのぶかず)さん(35)のお別れ会が17日、札幌市中央区の
ホテルポールスター札幌で開かれた。ファンら約500人が故人をしのんだ。

 栗城さんは2004年、北米デナリ(旧称マッキンリー、6190メートル)への登頂を皮切りに各大陸の最高峰に挑戦。
09年から最後に残ったエベレストへの登頂を目指していた。今回は8回目の挑戦だったが断念し、下山途中に遭難した。

 お別れ会は栗城さんの事務所が主催。会場には生前の栗城さんを撮影したDVD映像が流れ、
参列者は花や「お疲れさま」「感動をありがとう」などの思いをつづったカードを献花台にささげた。

北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/200326