一体どういうことなの…… 東映のバーチャルアイドル君島零が逝去 2次元アイドルファンに動揺広がる
2017年9月から活動休止していたRay。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1806/16/news019.html

バーチャルアイドル「EIGHT OF TRIANGLE」のRay(右)
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1806/16/fsfigkimirays01.jpg

Rayのプロフィール(画像は「EIGHT OF TRIANGLE」オフィシャルサイトから)
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1806/16/fsfigkimirays02.jpg

東映所属のバーチャルアイドルユニット「EIGHT OF TRIANGLE(エイトラ)」のメンバーである君島零(Ray)が、6月15日に逝去したことがオフィシャルサイトで発表されました。バーチャルアイドルが亡くなっただと……?

エイトラは、2015年に作詞&ボーカルのRayとコンポーザーの遠藤和斗(Kazuto)が結成した東映初のバーチャルアイドルユニット。
イラストやCGといった形で露出し、ライブやWebラジオなどの活動を通して徐々に人気を集め、2017年にはニューヨークでのアルバム制作や香港のイベント出演など海外進出も果たしています。

Rayは、2017年9月に「のどの不調」を理由に活動休止。エイトラは新ボーカルに荒賀新音(Neon)を迎えて活動を継続しており、3人でのステージを待ち望むファンも多くいましたが、Rayの逝去でその夢も叶わぬものに。
また訃報の直前には、メンバーのKazutoが、「言うべきかどうか迷ったんですけど、Rayの体調が想像以上に良くない方へ向かっているみたいです。 俺は今病院に向かってます」と不穏なツイートをしており、ファンからは心配の声が多くあがっていました。

Rayの訃報を受けたファンからは、「もう君島零くんの歌声聴けないの……?」「零君の訃報があって今日は色々ダメかもしれない」など悲しみの声が。
“バーチャルアイドルの訃報”というバーチャルとリアルが入り交ざったような状況に、「バーチャルアイドルが死去っていったいどういうことなの……?」「アイドルもので逝去って言葉さすがに見たことない……」
「設定が作り込まれてると言ったらそうたんだろうけどファンの人にとってはたまったもんじゃなくない?」など困惑した意見も散見されました。これは今までにない視点の議論が生まれそうだ……。

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「EIGHT OF TRIANGLE」並びに君島零を応援いただいている皆様へ | 東映
https://www.toei.co.jp/release/event/1212920_958.html

弊社所属の「EIGHT OF TRIANGLE」ボーカル・君島零は、6月15日(金)に逝去いたしました。

2017年9月、喉の不調により活動を休止させていただいてから、
ファンの皆様・関係各位に十分なご報告ができぬまま今日に至ったこと、ここに心よりお詫び申し上げます。

また生前に賜りました励ましのご声援に対し、あらためてメンバー・スタッフ一同深謝するとともに、謹んで皆様にお知らせいたします。

なお、誠に勝手ではございますが、供物、供花、弔電などはご遠慮させていただきますこと、あわせてご了承くださいますようお願い申し上げます。

平成30年6月16日

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(参考)
東映から男性バーチャルアイドルユニットがデビュー
2015年10月8日19時22分 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1550049.html

東映が男性バーチャルアイドルユニット、「EIGHT OF TRIANGLE」(エイト オブ トライアングル)をデビューさせると8日、発表した。
この日、都内で会見を行い、発表した。コンポーザーKazutoとボーカルRayの2人組で、実在のアーティストがモーションキャプチャースーツを着用して動き、その動きをリアルタイムにトレースして3DCGのキャラクターが動く。
そのため、リアルタイムでのライブができるという。2人同時にリアルタイムに動きをトレースできる技術について、関係者は「おそらく日本では初めてでは?」と説明した。

2人は顔を出さないが、実在のアーティストでメジャーでもインディーズでもデビューしていない。都内でアマチュアとして活動していた昨年夏に、企画の立ち上げに動いていたスタッフと出会い、今回のデビューに至った。