林芳正文部科学相は15日の記者会見で、映画「万引き家族」がカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督から、面会を辞退したいとの申し出があったことを明らかにした。直接会って祝意を伝えようと文化庁を通じて是枝氏に打診していた。林氏は「監督の考えがあるので、それを尊重したい」と述べた。

 同庁によると、是枝氏側は多忙を理由に辞退したという。是枝氏は自身のブログで「公権力とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いではないか」との考えを示していた。

[ 2018年6月16日 05:30 ]
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