小山と加藤はハメられた――というのがジャニーズ側の言い分だ。
実際には19歳だった女性が、小山らに20歳と偽っていたことこそが問題の本質であるとし、その主張に従って女性側を厳しく追及したメディアもあった。

 だが、報道番組に携わる小山が、年齢も把握できないような不特定多数の女性と乱痴気騒ぎを起こし、飲酒を煽った事実は重い。

 一気飲み・アルハラ防止キャンペーンを展開する特定非営利法人「アスク」の今成知美代表が語る。

「一気飲みは1980年代半ば頃から世間に浸透し、流行語大賞に選ばれたこともあるほど。
同時に急増したのが、急性アルコール中毒による若者の死亡事故です。
一気飲みは成人にとっても大変危険な行為。
コールで煽るなど論外です」

 そもそも、小山の未成年女性との飲酒は、けっしてジャニーズ側が描くような一度きりの“もらい事故”ではない。

「私が小山さんと初めて会ったのは14年の夏。知人の芸能事務所社長の紹介がきっかけでした」