お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(49)が13日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月〜金曜・前8時)で、ロシアW杯開幕前最後の親善試合でパラグアイに4―2で逆転勝ちした日本代表に「日本代表のいい形のサッカーが、ぎりぎりのパラグアイ戦で見せるところができましたと」と評価した。

【写真】4点目のゴールを決める香川

 日本はパラグアイ戦で前半32分に先制されたが、後半6、18分とMF乾貴士(30)=ベティス=が、自身2度目の1試合2発。西野朗監督(63)就任3試合目でのチーム初得点で初勝利を呼び込み、“ラッキーボーイ”に名乗りを上げた。さらに終了間際にはMF香川真司(29)=ドルトムント=が追加点を決めた。

 この結果と内容に加藤は「勝利することができて、ちょっと良かったなって。ちょっとボクね、今回の試合見て日本代表に光明が見えたなって思うところがあるんですよ」と指摘。その理由を「いろんなサッカー今までやってきて、ハリルホジッチ監督が縦に早いサッカー、奪ったらすぐなんだっていうサッカーをやってましたけど。今回、乾選手、香川選手、岡崎選手、山口選手、柴崎選手、武藤選手もそうですね、それにディフェンスラインもグッ〜と上がって、すごいいい距離感でディフェンスができていた。さらにいい距離感でパスも回せた。ダイレクトのパスが多かったんですよね」と解説した。

 さらに、攻守の強弱ができていたと評し、その中で「一番良かったっていうのが柴崎選手なんですよね」と評価。その理由を「みんながしっかり前でプレッシャーかけていくなか、柴崎選手が攻撃になった時にちゃんと引いてもらって縦に入れたり、ロングボールを逆サイド振ってみたり、危ないと思った時にちゃんと回すということをコントロールしていたのは柴崎選手だったなと思いました」と絶賛し「日本代表のサッカーが本番でできればコロンビアともいい戦いできるんじゃないかと思います」と期待した。

 パラグアイ戦ではスイス戦(8日)から先発を10人変更した。こうした状況から「当然、今まで長友選手、長谷部選手、そして本田選手などが主力組で入ってました。大迫選手もそうですね。もう危ういと思いますよ」と断言し「本当に誰が出てくるか分からない状況だと思います。いい形できましたからね」と示した。その上で「やっぱり運動量ってのが日本代表には大事なんだなって」と再認識したことを明かしていた。

 日本は13日、ベースキャンプ地となるロシア・カザンへと移動。19日にコロンビアとの初戦に挑む。

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