2018年6月11日 4時24分

競泳のヨーロッパグランプリの第1戦で10日、17歳の池江璃花子選手が女子50メートルバタフライで25秒11の日本新記録をマークして優勝しました。
高校3年生の池江選手は、日本女子短距離のエースとして、2年後の東京オリンピックでメダル獲得が期待されています。

池江選手は10日、フランスで行われているヨーロッパグランプリの第1戦、2日目のレースに臨み、2種目に出場しました。

このうち、女子50メートルバタフライの決勝で、池江選手は、スタート直後の浮き上がりから抜けだすと、強化に取り組んでいるキックを生かしてスピードに乗った泳ぎを見せてほかの選手を引き離し、先月、自身がマークした日本記録を0秒14更新する25秒11で優勝しました。

また、池江選手は、100メートル自由形の決勝でも、自身が持つ日本記録にあと0秒07に迫る53秒10をマークして優勝しました。

この日のレースで、男子100メートル自由形では、24歳の中村克選手が自身の日本記録からは1秒ほど遅れましたが、48秒89のタイムで優勝しました。

競泳のヨーロッパグランプリは、13日からスペインのバルセロナで第2戦が行われます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180611/k10011471931000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003