強さは本物か。前カードまでリーグ最下位だったヤクルトが7日のソフトバンク戦(神宮)にサヨナラ勝ち。3年ぶりの7連勝で5位から3位に浮上した。ヒーローは3―3の延長10回二死満塁から押し出し四球を選んだ雄平だ。2回に2号先制ソロ、7回にも一時勝ち越しとなる3号ソロを放ったベテランは「(最後は)四球でも何でもいいと思っていた。とにかく最高です」と祝福の水シャワーでびしょ濡れになりながら笑顔交じりに話した。昨年は球団ワーストの96敗を喫して最下位に沈み、今季も5月末まで低空飛行が続いたが、交流戦は7勝1敗で単独首位。3年前のリーグ優勝の味を知る雄平は「この勢いを消さないように、気持ちを引き締めてやっていきたい」と言葉に力を込めた。

2018年06月08日 16時30分
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