『ゴールデンカムイ』野田サトル氏、『手塚治虫文化賞』マンガ大賞も…「山口メンバーで話題吹っ飛んだ」
6/7(木) 20:43配信 オリコン
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野田サトル氏が描いた漫画『ゴールデンカムイ』のサイン入りパネル
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漫画家の野田サトル氏が、マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する『第22回 手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)』のマンガ大賞を受賞し7日、都内で行われた贈呈式に出席。
喜びのスピーチ冒頭で「タイミングの悪いことに、歯の矯正中でお聞き苦しいかと思うのですが…」と切り出して笑いを誘った。

受賞の感想については「ゴールデンカムイはアニメが今年から放送中で非常にいいタイミングでこの賞をいただけたなと思っています」と喜んでいたが、
「話題になればいいなと思っていたのですが、受賞の発表当日(4月25日)に山口(達也)メンバーの件があって吹っ飛んでしまいまして、家族からも連絡がきませんでした。タイミングがいいのか、悪いのか」と率直な感想を打ち明けていた。

同賞は、日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫の業績を記念し、その志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設。
年間を通じて最も優れた作品に贈られる「マンガ大賞」、斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる「新生賞」、短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる「短編賞」、マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「特別賞」がある。

各賞の一覧と受賞理由は下記の通り。

■『第22回 手塚治虫文化賞』
マンガ大賞:野田サトル『ゴールデンカムイ』(集英社)
新生賞:板垣巴留(擬人化された動物たちを描く『BEASTARS』(秋田書店)の独自の世界観と清新な表現に対して)
短編賞:矢部太郎『大家さんと僕』(新潮社)
特別賞:ちばてつや(18年ぶりの単行本『ひねもすのたり日記』(小学館)刊行と、長年の業績、マンガ文化への貢献に対して)