ロシアW杯に出場する32か国のメンバー23人が4日に確定した。国際サッカー連盟(FIFA)は各国の統計を発表し、最も多くの選手を輩出したクラブは16人のマンチェスター・シティ、リーグでは124人のイングランドが最多となったようだ。

 今季プレミアリーグで勝ち点100を叩き出し、4シーズンぶりの優勝を果たしたシティ。16人のうちイングランド代表がDFカイル・ウォーカー、DFジョン・ストーンズ、DFファビアン・デルフ、FWラヒーム・スターリングの4人で最多となっており、そのほかブラジル代表にFWガブリエル・ジェズス、ベルギー代表にMFケビン・デ・ブルイネ、アルゼンチン代表にFWセルヒオ・アグエロ、スペイン代表にMFダビド・シルバを輩出している。

 2位はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)3連覇を果たしたレアル・マドリードの15人。3位は14人のバルセロナ、4位はそれぞれ12人でトッテナム、パリSG、ユベントスが続いた。

 リーグ別で見ると、今大会に出場する全736人のうち、プレミアリーグとチャンピオンシップ(2部)を含めて124人がプレーするイングランドが最多。次いでスペインが81人、ドイツが67人、イタリアが58人、フランスが49人となっている。

 自国でプレーする選手の割合では、100%のイングランド代表がトップ。2位は23人中21人で開催国のロシア代表となり、サウジアラビア代表も23人中20人と高い割合を示した。一方、ベルギー代表、アイスランド代表、ナイジェリア代表、スイス代表が1選手のみで、セネガル代表とスウェーデン代表は国内リーグでプレーする選手がゼロ。大陸別ではヨーロッパのリーグに所属する選手が最多の74%となった。

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