NFL元49ersの名ワイドレシーバー(WR)、ドワイト・クラーク氏が4日に死去。61歳だった。

 クラーク氏は1982年1月10日、ナショナル・カンファレンス(NFC)の決勝(対カウボーイズ)の残り58秒、QBジョー・モンタナから6ヤードのTDパスをレシーブして28―27での勝利に貢献。チームのスーパーボウル初出場に直結したこのプレーは「ザ・キャッチ」として伝説となった。そして同年のスーパーボウルでブラウンズを下して初めて王座を獲得。1985年にも2度目のリーグ制覇に貢献したが、9季目の1987年シーズンを最後に現役を退いた。

 クレムゾン大時代には3年間で33回のレシーブしか記録していなかったが、当時49ersを率いていたビル・ウォルシュ監督がその才能を高く評価し、1979年のドラフトでは10巡目(全体249番目)に指名された。そのドラフトで3巡目(全体82番目)に指名されたのがモンタナで、同期生の2人はその後、チームを支える主力となった。

 NFL通算では134試合に出場し、506回のレシーブで6750ヤード、48TDを記録。しかし昨年3月、ゲーリッグ病と呼ばれているALS(筋委縮性側索硬化症)との闘病生活に入っていることを公表し、その原因がフットボールに起因していることも示唆していた。

[ 2018年6月5日 10:51 ]
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'The Catch' & the Birth of a 49ers' Dynasty | 'The Timeline: A Tale of Two Cities' | NFL Network
https://youtu.be/14CKs0rY0jE