アメリカンフットボールの悪質反則問題で、日大の宮川泰介選手(20)が30日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。関東学連からは29日に、条件付きで18年シーズンの公式試合出場資格停止処分を受けており、「重く受け止めております」と記した。全文は以下の通り。

 2018年5月30日 当該選手のコメント

 1 内田前監督・井上前コーチの記者会見(5月23日)について

 「すでに5月24日に代理人を通じて私のコメントをお伝えしておりますが、記者会見でお話しした以上にお話しすることはありません」

 2 関学大アメリカンフットボール部の記者会見(5月26日)について

 「関西学院大学アメリカンフットボール部の記者会見の最後に、私及び家族への支援を申し出て下さったことについて、加害側を思いやって下さるお気持ちは、大変ありがたく、御礼申し上げます」

 3 当該選手から、被害選手とそのご家族にお伝えしたいこと

 「被害選手が試合に復帰されたことを報道で知り、安堵いたしました。今後のご活躍をお祈りしております。また、被害選手のお父様が嘆願書の呼びかけをして下さり、多数の方々のご署名をいただいたとのこと、深く感謝しております」

 4 関東学生アメリカンフットボール連盟の処分について

 「関東学生アメリカンフットボール連盟からの処分を、重く受け止めております」

 5 捜査への対応、及び、第三者委員会によるヒアリングについて

 「警察をはじめ捜査機関による聴取には、進んで応じます。また、学校法人日本大学が設置する第三者委員会の聴取にも、進んでご協力いたします」

 6 父母会・現役選手の声明について

 「私の行った反則行為によって、チームの皆さまに多大なご迷惑をお掛けしたことにつき、改めて深くお詫びいたします」

 以上

5/30(水) 19:37配信 デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000120-dal-spo