公式ツイッター炎上 西野監督“忖度ジャパン”で4年逆戻り

 ロシアW杯本大会に向けた強化試合・30日のガーナ戦(横浜)の日本代表メンバー27人が18日午後1時に発表された直後から、
日本サッカー協会(JFA)の公式ツイッター(https://twitter.com/jfa)が“炎上”した。

「結果を出している選手を外し、試合に出ていない選手を呼ぶ?」
「年功序列ジャパン!」
「ネームバリュージャパン!」
「忖度ジャパン!」
「14年ブラジルW杯(のメンバー発表)と間違えている」――。
もうケチョンケチョンなのである。

■「石橋を叩いても渡らない」タイプ

 ハリルホジッチ監督解任後、西野朗監督の「実質的に初めてのメンバー発表」とあって、この日の記者会見は大きな注目を集めた。
しかし、フタを開けてみると代表でのパフォーマンスが低下しているMF本田、所属クラブで出番に恵まれないMF香川、井手口、FW岡崎、浅野が選ばれ、
ポルトガル1年目で10得点のFW中島、ベルギーで活躍しているFW久保とMF森岡、17年J得点王のFW小林も外れた。

「前任者ハリルホジッチ時代と顔触れは大きく変わらず、本田、香川、岡崎のビッグ3を筆頭に
GK川島、DF吉田、DF長友、MF長谷部など主軸もブラジルW杯メンバーと一緒です。
西野監督の指揮官としての特徴は<石橋を叩いても渡らない>というもの。

 W杯本大会前の緊急登板ということを差し引いても、実績・経験重視の選考になるのは想定内だった。
いずれにしてもブラジルから新戦力を上積みすることが出来ず、ロシアW杯本大会では厳しい戦いを強いられるでしょう」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

 唯一のサプライズとなったのが「広島32歳MF青山」の約3年ぶりの代表招集というのも、西野日本代表の<先祖返り>ぶりをより強調することになった。
この青山は14年ブラジルW杯の3戦目コロンビア戦に先発。後半から出てきたハメスに翻弄され、同17分にベンチに連れ戻された。

 ハリルホジッチ就任2試合目のウズベキスタン戦(15年3月31日)に出場して以来、代表とは無縁の存在だったが、今季J首位独走中の広島の大黒柱として返り咲いた。

「コロンビア戦の行われたスタジアムで当時28歳だった青山は『若いうちに桧舞台を経験しないと世界相手に戦えない』と苦渋の表情を浮かべながら本音を話してくれました。
しかし、その後の青山はブラジルW杯での貴重な経験を代表に還元する機会に恵まれず、このタイミングでの代表復帰となった。
このチグハグ感も、日本サッカーの停滞と無縁ではないような気がします」(六川氏)

 前回ブラジルW杯で日本は1分け2敗と1勝もできずにグループリーグで敗退した。その4年前とほとんど同じでは、最も期待薄の日本代表ではないか――。

日刊ゲンダイDIGITAL 2018年5月20日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/229434
画像:会見に出席した西野監督(中=左は技術委員会の関塚委員長、右はJFAの田島会長)
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/229/434/e4dd2453297aead7bf8662ced50af68e20180519114442437.jpg

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