5/23(水) 5:00 サンケイスポーツ
顔面30針から完全復活!梅宮辰夫、2カ月半ぶり仕事復帰「元気です」

 3月に額の右側を30針縫う大けがを負った俳優、梅宮辰夫(80)が31日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜後10・0)で仕事復帰することが22日、分かった。4月下旬に完治し、傷跡は見た目では分からないほどに。このほど東京都内で行われた収録の現場で、サンケイスポーツの取材に応じた梅宮は「『元気ですよ、この通り!』ということをみなさんに伝えられたら」と復活をアピールした。

 「傷はもうふさがりました。痛みもないです」

 「−DX」の収録前に取材に応じた梅宮。柔和な笑顔には、事故当日のステージで見せた“オペラ座の怪人”のような大きな絆創膏はなく、ほどよく焼けた額からは傷跡を探すのも困難なまでに回復していた。

 今年3月15日に開催した自身の生誕80年・芸能生活60年を祝う会の会場入り口で転倒し、顔面を強打。動脈を切ったため出血がひどく、額の右側を30針縫った。本来なら大事を取るところだったが、待っていてくれるお客さまのためにと、治療後に件の姿でお祝いのイベントを強行した。

 梅宮によると、3月23日に抜糸し、ゴールデンウイーク前には完治。2016年7月には、初期の十二指腸乳頭部がんの手術も乗り越えただけに、梅宮は「回復力がとても強いんですよ」とドヤ顔。「大変だったこと? 特にないですね」と笑い飛ばした。

 番組では「噂の真相全部言っちゃいますスペシャル!」と題し、梅宮は“ニュースな芸能人”の一人として出演。けがを負った状況とイベント中の詳細をテレビ初告白。会場には約330人が集まり中止できなかったこと、4時間の治療の後会場に戻ったときの様子、イベント開始直後に麻酔が切れて痛みがひどくなり記憶があまりないことなどを生々しく語った。

 絆創膏姿の写真を見たダウンタウンの松本人志(54)が「ロボット(の表面)がハゲたみたいな…。下のメカが出てきたみたいな…」とイジる場面も。また、周囲からの心配の声に、梅宮は「のんびりと魚釣りをしたり、好きな料理を作ったりして元気に過ごしておりますので、どうかご安心ください」と笑顔を見せ、「前と何ら変わらない。『はい、元気ですよ、この通り!』ということだけ伝えられれば」と額を指して完全復活をアピールした。


事故当日、絆創膏をはり痛々しい姿を見せた梅宮。2カ月半がたち、一見して傷がわからないほど回復した=東京・世田谷区
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