「エンゼルス−アストロズ」(15日、アナハイム)

エンゼルスの大谷翔平投手(23)が「2番・指名打者」で出場。三回の打席で放った強烈なファウルが球審の顔面を直撃し、途中退場するアクシデントがあった。

1番のコザートが休養のため、2番が指定席の主砲トラウトが1番に入ったことで実現した初の2番起用。リーグ1位の奪三振率13・66の右腕、コールに対し、初回、四球で出塁したトラウトを一塁に置いた打席は空振り三振だった。

初球、高めの156キロ直球を空振りした大谷はカウント2−2からの6球目、高めの132キロカーブを捉えられなかった。直球系はツーシームよりフォーシームの割合を増やし、意図的にゾーンの高めを使うことによって奪三振率とフライアウト率を激増させた27歳右腕の術中にはまった。

しかし、3番アップトンが左越え11号2ランを放ち、エンゼルスは2点を先制した。

フィールドがどよめいたのは三回2死走者なしの第2打席だ。カウント1−2からの6球目、99・4マイル(約160キロ)を振り抜くと、打球は後方のカルブレス球審の顔面を直撃。防護マスクをしていたが、捕手の支えなしには立っていられない状態に。エンゼルスのトレーナーの“診察”を受けた後、途中退場した。

ソース/YAHOO!ニュース(デイリースポーツ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00000062-dal-spo