8日に大腸がんのため62歳で死去した、芸能事務所「エー・チーム」代表取締役社長・小笠原明男さんの葬儀・告別式が12日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。

 豪放磊落(らいらく)で知られた小笠原さんの人柄が現れた葬儀となった。所属タレントのほしのあき(41)は、23歳の時にエー・チーム所属になり、本名の星野亜希から平仮名の芸名への変更を勧められたというエピソードを披露。
「みんなに覚えてもらいやすく、柔らかい感じがするからと言われました」。その後、大ブレークにつながり「たくさんのお仕事をもらえたのは明男さんのおかげ。感謝しかないです」と涙ぐんだ。

 同じく所属俳優の伊藤英明(42)も「本当に自分の父親より大きな存在でした」。同社長はまさに恩人で、一時芸能界を離れ、アルバイトをしていた時期に声をかけられ、二人三脚で現在の地位を築いたといわれる。「小笠原明男の名前を光らせることができたら、僕の俳優としての成功だと思っている」と今後の精進を誓った。

 告別式には、小笠原さんが最初にマネジャーについた俳優・永島敏行(61)、所属俳優・岩城滉一(67)、「おくりびと」を手がけた映画監督・滝田洋二郎氏(62)ら600人が参列。
出棺の際は紙ふぶきで見送られるなど、最後まで明るく楽しいことが大好きだったという小笠原さんらしい締めくくりとなった。
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「エー・チーム」小笠原明男社長通夜に2000人参列、吉岡里帆は号泣
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