“日本最速男・桐生祥秀”も、大阪にお引っ越し? 

 現在建設中の新国立競技場は東京五輪の終了後、サッカーとラグビーの専用グラウンドとなる。
「収益性に難アリ」と判断されたからだが、陸上関係者は、
「駒沢陸上競技場と味の素スタジアムを本当に確保できるのか?」と懸念していた。

 「駒沢(世田谷区)、味の素(調布市)は五輪会場となります。しかし、東京五輪終了後も
陸上の国際大会を東京都内で開催するのならば、そのどちらかを改造してもらわなければなりません」(体協詰め記者)

 現時点では、その約束は取り付けていない。しかし、東京以外の陸連組織は「大阪があるんじゃないか?」と、別の見方をしていた。

「長居競技場(大阪市)があるじゃないか。長居のメインスタジアムは5万人の収容も可能で、
伊丹と関西の2つの空港が使える。新大阪からも電車で30分ほど。五輪後の改修工事をアテにしないで済むしね」(関係者)

 東京五輪の会場建設費が「高すぎる」と問題になってきた。
改修工事の必要のない長居が新たな陸上の聖地となれば、桐生も東京にしがみつく理由もなくなる。
滋賀県の出身でもあるだけに、勝利インタビューで関西弁を話す場面も見られるかもしれない。

・以下全文はソースへ 5月9日 Asageiplus(スポーツライター・飯山満)
https://www.asagei.com/excerpt/103679
・写真 大阪 長居陸上競技場 長居スタジアム
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