マーベル屈指の破天荒ヒーロー“デップー”ことデッドプールが、元サッカー・イングランド代表のデヴィッド・ベッカムに謝罪するという
衝撃的な動画が、現地時間10日に公開された。一体、なぜデップーが謝罪することになってしまったのか?

事の発端は、2016年に公開された『デッドプール』の中で、デップーがベッカムの声をネタにしたセリフである。「デヴィッド・ベッカムの声を
聞いたことあるか? まるでヘリウムの缶とヤったみたいな声だぜ」とデップーが言ったことが原因で、ベッカムは怒り心頭。デップーは、
このセリフに対して彼に謝罪しに行くことになったのだ。

公開された動画では、問題のセリフを自宅で繰り返し再生するベッカムのもとへ、デップーが直接訪問。あらゆる手を尽くして謝罪を
試みる過程がコミカルに描かれている。クッキーを持参したり、音楽団をバックにラテン調の曲で謝罪、さらには今年開催される
ワールドカップのチケットをあげるなど、いかにもデップーらしい。

しかし、ベッカムが怒っていた本当の理由は、デッドプールを演じるライアン・レイノルズが駄作ばかりに出演することであった。
『グリーン・ランタン』『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』『ブレイド3』など、ライアンが出演する駄作を次々と挙げるベッカムに納得するデップー。
しかし、『ザ・ブレイン』(日本劇場未公開)を駄作だというベッカムに対して、『それは傑作だぞ!!』と声を荒げてしまう始末に……。二人が
ソファに座る映像が最後に映し出されるが、微妙な空気感が二人の関係性を物語っている。

あらゆる人物や作品をネタにして笑いをとるデッドプール。新作『デッドプール2』(6月1日全国公開)の公開も控えている中、彼の暴走劇は
まだまだ続きそうだ。

https://www.cinematoday.jp/news/N0100748

動画
https://www.youtube.com/watch?v=uxbQATBAXf8