ESPNが最新の「パワーランキング」発表、最近16試合で15勝1敗のヤンキースが1位
二刀流で大活躍する大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、ここまで21勝13敗でア・リーグ西地区首位に立っている。昨年、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成した強豪の2位アストロズには1ゲーム差。2014年以来のプレーオフ進出に好発進を見せた。ESPNはメジャーリーグの最新格付けを発表し、エンゼルスは5位に入っている。

ESPNは「パワーランキング どのア・リーグ東地区の強豪がナンバー1か?」とのタイトルで特集を掲載。レッドソックスとヤンキースのハイレベルな争いに注目が集まるア・リーグ東地区の話題が中心の記事となっている。

ランキングで1位に立ったのは最近16試合で15勝1敗と絶好調のヤンキースだった。実際の順位は、24勝10敗でア・リーグ東地区2位だが、その勢いは圧倒的。超有望株のルーキー、グレイバー・トーレス内野手は打率.327、2本塁打、11打点と前評判通りの活躍を見せており、田中将大投手も最近3試合で2勝を挙げるなど安定感を取り戻してチームの勝利に貢献している。

2位は25勝9敗でメジャー勝率ナンバーワンのレッドソックス、3位は昨季覇者で21勝15敗のアストロズとア・リーグのチームが続き、4位は23勝11敗でナ・リーグ最高勝率のダイヤモンドバックス。ダイヤモンドバックスでは平野佳寿投手も奮闘している。
.
エンゼルスも好調維持「オオタニはフィールド中にいい当たりを放ち続けている」

そして、5位に21勝13敗のエンゼルスが入った。寸評では「エンゼルスにとってはまたしても歴史的な1週間になった。アルバート・プホルスは金曜日に史上32人目の3000本安打のメンバーとなった」と、敵地マリナーズ戦で金字塔を達成した大打者の偉業を紹介。そして、二刀流のスーパースターらエンゼルス3人衆の躍動も寸評で紹介している。

「ショウヘイ・オオタニはフィールド中にいい当たりを放ち続けている。そして、アンドレルトン・シモンズはシーズン序盤におけるア・リーグの首位打者(現在は3位)となっている。マイク・トラウトは50本塁打以上、130四球以上、130得点以上のペースだ」

大谷は6日(日本時間7日)のマリナーズ戦で6回0/3を6安打2失点と好投。チームを8-2での勝利に導き、自身も今季3勝目(1敗)を挙げたが、打者としても圧巻の活躍を続けている。規定打席には達していないながら、打率.339、4本塁打、14打点を記録。長打率.627、OPS(出塁率+長打率)1.018という数字は、まさにエリートクラスだ。

一方で、守備の名手シモンズはリーグ3位の打率.350、3本塁打、21打点、トラウトはリーグ7位の打率.336、同2位タイの12本塁打、リーグトップの28四球を記録している。

ランキングはさらに、6位にパラインフルエンザで10日間のDL入りが決まったダルビッシュ有投手が所属するカブス、7位には元巨人のマイルズ・マイコラス投手が活躍するカージナルスが選出入った。イチロー外野手が会長付き特別補佐に就任したマリナーズは12位、前田健太投手の所属するドジャースは15位となっている。

4年ぶりのプレーオフを目指すエンゼルス。チームを牽引する大谷の大活躍を米メディアも認めている。

5/9(水) 8:37
Full-Count
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00127687-fullcount-base