女性記者へのセクハラ疑惑が報じられた財務省の福田淳一事務次官の辞任が、正式に決定した。一方、テレビ朝日は、調査を行っている弁護士事務所に、質問状を送ったことを明らかにした。

政府は、閣議で、女性記者へのセクハラ疑惑が報じられた福田次官の辞任を正式に了承した。
麻生財務相は、およそ5,300万円にのぼる退職金を今の段階では支払わず、減額などの処分は、調査結果をふまえて判断する方針を示している。

一方、テレビ朝日の角南社長は、定例会見で、調査を委託されている弁護士事務所が、財務省と顧問契約を結んでいることをふまえ、事務所側に、財務省や福田氏との関係や、福田氏の発言についての認識などを尋ねる質問状を送ったことを明らかにした。

また、女性記者が、福田次官との会話を無断で録音していたことについては、「身を守るためであって、不適切だったとは考えていない」との認識を示したうえで、録音内容が週刊誌側に提供されたことについては「取材活動で出た情報が第3者に渡される結果になり、遺憾に感じる」と述べた。

4/25(水) 6:27
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180425-00390547-fnn-bus_all