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 演歌歌手・細川たかし(67)の弟子「こぶしたかし」として活動しているレイザーラモンRG(43)に、思わぬチャンスが訪れている。

 沖縄で開催され22日に閉幕した「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」に、RGが参加。21日に那覇市内で行われた音楽ステージ「波の上スーパー歌謡祭」では、作曲家・中村泰士氏(78)とともに、細川の代表曲「北酒場」を熱唱した。

 髪の毛を半分剃り上げて、細川のモノマネをしていたRGに一時、細川が激怒していたが、テレビ番組で共演して無事、和解。それどころか細川は、RGを弟子として公認し、自ら“こぶしたかし”と命名。いまでは2人一緒にイベントを行うほどの仲だ。

 その細川の師匠に当たるのが中村氏。日本レコード大賞に輝いた「北酒場」やデビュー曲「心のこり」などの楽曲を数多く作曲し、細川を“プロデュース”した人物だ。

 舞台上でRGが「僕もプロデュースされてるようなもんですよね?」と言うと、中村氏も「孫弟子やな」と笑顔で答えた。「北酒場」を2人で歌ったときには、RGが客席に「たいじコール」を要請すると、観客から「た〜い〜じ、た〜い〜じ」と熱烈な声援が送られた。

 RGは、細川のモノマネを始めてから仕事が激増。自ら「30倍ほどになった」と言うほど引っ張りだことなっているが、さらに仕事が増えるチャンスが来た。

 実は細川が今年リリースする楽曲を、中村氏が久々に作曲する話が進んでいるというのだ。これを伝え聞いたRGはニンマリ。本紙の取材に「その曲が出たら、中村先生と細川さんが一緒にイベントに出たりするでしょ? もちろん、それに僕も呼ばれるでしょう! 乗っかる気マンマンですよ」とうれしそうに話した。

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