レアル・マドリーMFルーカス・バスケスが、チャンピオンズリーグ準々決勝ユヴェントス戦の決着をつけたPKが“強奪”であったとの批判に反論している。

第1戦の3−0の勝利から一転、本拠地サンティアゴ・ベルナベウの試合で3失点して苦戦を強いられたマドリーだが、終了間際にMFルーカス・バスケスがDFメディ・ベナティアにペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。FWクリスティアーノ・ロナウドがこれを決め、2試合合計スコア4−3で準決勝進出を決めた。

これがPK判定には値せず、レアル・マドリーはPKを“強奪”したと大きな批判に晒されることになったが、L・バスケスがこれに反論。ジネディーヌ・ジダン監督と同じく「アンティマドリディスモ(反レアル・マドリー主義)が存在している」との見解を示した。

「あれはPKだった。それ以上でもそれ以下でもないのに、これだけの話題にしてしまうんだ。あれはPKだ。ユーヴェの選手たちに対しても、テレビで見ればPKだと言ったよ。映像では疑いの余地などない。ピッチ上でも、僕はPKだと悟っていた」

「自分もアンティマドリディスモは感じている。マドリーが、8シーズン連続で準決勝に進出したことが煩わしいんだろう。僕たちはそうした嫉妬とも共存してかなければならないんだ。自分たちの失敗を喜ぶような連中がいるんだよ」

L・バスケスはまた「そのPKの場面については、イタリアよりもスペインで論争が起こっている」とも語り、レアル・マドリー対する批判がカタルーニャ方面から生まれていることも指摘している。
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