>>1
下記には立場的に云い及び得ない部分を幾つか_

*原作にはイルミネーション(近代-イルミナティ)の隠喩が明らか
*映画「禁じられた遊び」の決定的な影響
*蛍(火垂る)の大量殺りくを犯す主人公の火遊びと
 第二次世界大戦という歴史的作意者とのオーバーラップ
*戦時下被災のヒエラルキーの最下部に在って犠牲を払った
 原作者妹君への鎮魂と死ねなかった作家(兄)の悔悛と皮肉
*戦争(近代)という火遊び(イルミネーション=蛍=生命=叶わぬ生殖)の
 不自然(悪戯な供犠と死)とその哀れとその始末としての辞世
*野坂は後年、妹君の致死の事情を告白している
*そしてこの作品を戦後日本人に当て付けるのは云うまでもなく
 近代をイルミネートした彼らアングロヨーロピアンの類いである
*ジブリもまた同根のカルチャーに供されて評されてきた
 致し方のない機関である