4/16(月) 11:00配信
THE PAGE

エンゼルスの大谷翔平(23)が先発予定だった15日(日本時間16日)の敵地でのロイヤルズ戦は天候不良で中止になった。 カンザスシティは強風で雪が舞う寒さだった。当初は、悪天候にもかかわらず試合の開始を試みたが、予定の30分ほど前に中止が発表された。

USA TODAY紙は、この中止を巡るメジャーリーグ機構とロイヤルズ球団の悩みについて触れている。 「メジャーリーグは彼らの気持ちを変えて、ゲームにおける最高のマーケティング商品を保護した」

大谷が、先発する試合なので、どうしても試合を行いたかったが、メジャーリーグにとっても大事な宝となっている大谷を守るために中止を決断したことをほのめかしている。

同紙は「一部の選手は、ジャッキー・ロビンソン・デーのテレビ中継で大谷が先発するので、自分たちは試合をしなければいけないのだろうと思っていた。けれどもショーはキャンセルされた。これも、大谷が投げるからかもしれない。もし、大谷が気温1度、体感温度マイナス8度の天候で、ピッチングをして怪我でもしたら、メジャーリーグ機構はどのように説明するのか、想像ができるだろうか」と述べている。

 大谷を守るために“忖度中止”だったわけだ。

 大谷は2日後の17日(日本時間18日)に本拠地で行われるレッドソックス戦にスライド登板する予定だ。

 対戦相手のレッドソックスは、今オフ、大谷を獲得しようと動きながらも、獲得できなかった球団のひとつだ。ベーブ・ルースは、レッドソックス時代に投打ともに頭角をあらわし、二刀流として活躍していたチームでもあり、大谷とは遠からず因縁がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-00000003-wordleafs-base