>>442
だからさ〜、そんなお利口ちゃんの少年が主人公の物語が
作品として成り立つか?って話じゃん。

後半、清太が空襲で逃げ惑う人たちとは逆に向かって走る描写は
彼だけが異端児、エラー、社会のバグであるということを示している。
現代社会ではそのエラーがニートとなって40歳以上になっていると
いう問題を抱えているが、まさにそれを意味している。
この作品は、そんな一人の異端児とその妹の生と死を描いている。
清太に共感する奴がいたって間違いじゃないし、
清太みたいにならないでおこう、という反面教師として見てもいい。