>この映画をみて「二人は叔母さんのところにいれば良かったんだよ」と思う人もいるでしょう。清太と節子が生きのびるためにはどうすべきだったか客観的に考えたらそうなりますよね。
>そう思うだろう?とおもいながら高畑監督はそういうストーリーにしたのです。叔母が二人を無理矢理追い出す設定にはしませんでした。
>高畑監督は「周囲の人々との共生を拒絶して社会生活に失敗していく姿は現代を生きる人々にも通じるものである」
「特に高校生から20代の若い世代に共感してもらいたい」と語っています。
>実際には飢え死にするはずのない「海軍士官の息子」という設定にあえてした理由は、「戦争の悲惨さ」だけでなく「社会から孤立した結果」を描きたかったからなのかもしれません。
>5ちゃんねるなんかに書き込みをしている人というのは「周囲の人々との共生を拒絶して社会生活に失敗している人」が多いですから。

だそうです。