タレント、ビートたけしの独立騒動に揺れる前所属事務所・オフィス北野で働く約30人の従業員全員が20日付で退社することが4日、分かった。

 複数の関係者によると、同社はスタッフを一旦退社させ、会社の規模を縮小して再雇用を募り、再出発を模索するという。所属タレントの契約解除はない。

 1988年に創業した同社は、たけしが自身とたけし軍団のマネジメントなどを目的に設立。資本金は1000万円で、91年公開の北野武監督作品「あの夏、いちばん静かな海。」から映画製作を開始。92年に森昌行氏が社長に就任した。また、妻夫木聡(37)主演で昨年に公開した「愚行録」など北野作品以外の配給も手がけている。

 今回の騒動で退社を選択しないタレントは4月以降も契約を続行するが、3月31日付でなべやかん(47)、ビートきよし(68)が退社し、お笑いコンビのマッハスピード豪速球も5月の退社が決定。軍団メンバーで放送作家としてたけしのブレーンを務めるアル北郷(46)、〆さばアタル(49)が師匠に追随してT.Nゴンに移籍することを表明している。

 関係者によると、同社では3月中旬に“稼ぎ頭”であるたけしの退社が報じられて以降、退社希望者が出ており、すでに辞めているスタッフもいる。残留か退社で迷うタレントも増えており、森社長も「週刊新潮」で軍団と一緒に“やっていけない”との胸中を吐露。

 存続を願うたけしの意に反し、オフィス北野が“空中分解”する可能性も高まってきた。

2018年4月5日 5時14分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14533620/

2018/04/05(木) 07:27:44.59
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