日ハム移転で札幌市長、税制面で「制約あった」
4/4(水) 9:02配信
読売新聞

プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地移転構想で、札幌市の秋元克広市長は3日、
日本ハムに移転候補地に選ばれなかった同市南区真駒内地区で報告会を開き、日本ハムが北広島市に決めた経緯を説明した。

秋元市長は、参加した町内会長ら約70人に「ご迷惑をおかけして改めておわびします」と陳謝。
道立真駒内公園を球団に提案する際、住環境の悪化を懸念する住民の声に「躊躇(ちゅうちょ)した」と振り返り、
「提案しなければ札幌での実現がゼロになる」と振り返った。現在の本拠地・札幌ドームについては「利活用を考えることが私の責任だ」と強調した。

住民からは「北広島市の税制優遇が魅力だったのでは」との質問があり、
秋元市長は「税は公平でないといけない。(札幌市は)減免までは打ち出さなかったが、札幌ドーム(で見込まれる売上金)のマイナスもあり、
北広島市に比べて制約があった」と改めて語った。

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